総合病院などの病棟のある医療機関の看護師には夜勤の仕事があります。

その中でも、一番大切な役割が病棟の患者の体調管理です。内科病棟や外科病棟だと夜間に容態が急変する可能性が高いです。万が一夜間に急変してしまったら、医師にすぐに連絡した上で早急に対応しなければいけなくなります。救命救急センターなどがある大規模な病院だと、夜間に新しい患者が来る場合もあります。救命救急センターから入院要請があると、すぐに受け入れの準備をしなければならないです。中には一刻の猶予もない緊迫した患者である場合もあり、冷静な判断が必要です。その際には患者の家族も混乱しているパターンがあり、そのような家族に対しても、冷静に病状を説明しなければいけません。

このように、夜勤の看護師の仕事は日勤の場合よりも非常に厳しいです。しかし、夜勤の仕事は悪いことばかりではなく、日勤の仕事と比べて給与が非常に高いのも夜勤の仕事の魅力のひとつです。日勤の仕事だと日給にして1万円程度ですが、夜勤の仕事だと日給の倍近い給与をもらえる可能性もあります。しかも夜勤の仕事中にはきちんと仮眠時間も確保されていますし、夜勤の仕事が終わったらその日の仕事は終わりになります。そのため昼間は自由時間となりますので、昼間に自宅の用事がある人や、お金を稼ぎたいという看護師には夜勤の仕事は大人気です。

夜勤の看護師には日勤の看護師にはない、これらのような特徴やメリットがあります。